千倍王鷹虎蝗合成獣

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『仮面ライダービルド』中間評・真

 『ビルド』の第17話「ライダーウォーズ開戦」から第28話「天才がタンクでやってくる」までの所感、中間評・真です。

■新コーナー:みんなで作ろう「中間評」!

 『ビルド』中間評で、新コーナーを始めたのだけど、

sebaooo-tatoba-combo.hatenablog.jp

▼▼▼ 引・用・開・始 ▼▼▼

 はい突如始まりました新コーナー。今回、新たな試みとして、読者の皆様に『ビルド』第17~28話を批評(称賛&批判)していただこうと思います!本記事のコメント欄に、代表戦(東都VS北都&西都)の良かった所と悪かった所を書き込んでください。
 
(例)
【良かった所】
猿渡一海/仮面ライダーグリスを演じている武田航平が恰好良い!
【悪かった所】
スクラッシュドライバー(若本規夫)が何を言っているのかが聞き取り難い!
 
 皆様の熱~い投稿をお待ちしております!

▲▲▲ 引・用・終・了 ▲▲▲

今回はそれの結果発表(まとめ)です。引用するコメントの投稿者名(HN)は上から順に「読者1~読者10」としています。皆様どうもありがとうございました!それでは始まり始まり。

※中盤(第17~28話)以外への言及は、除外しております。ご容赦ください。

■【良かった所】

(1)武田航平/猿渡一海

読者2:
 グリスこと一海はビルド自体に否定的な人でもファンが多いですね。西都戦では準主人公のような立ち回りで、味方になってからも強い元敵キャラは人気出るのもわかります。

読者4:
 グリスが武田さんだったところ(中略)キバの時はプレイボーイっぷりが凄かったのに、カズミンだと童貞臭が半端ないもので同一人物が演じているとは思えないですね。

読者5:
・カシラこと猿渡一海は魅力的なキャラだと思いました。みーたんファンの件は最初はどうかと思いましたが、東都と和解して何時ものメンバーに馴染むときに役立ったと思います。

読者6:
・カズミン(武田航平補正)
・カズミンが味方加入後の本筋と関係ない≒ギャグというかアドリブっぽい会話のやり取りの空気感(特に万丈とカズミンの絡みがいい)

読者8:
・カズミンと3馬鹿のドラマ

読者10:
 他の方も挙げてるけど、カズミンですね。三羽ガラスのくだりもそうだし、他人物のやり取りとか、光る部分は多かったと思います。

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 良かった所、大半が「おとやん」絡みじゃあないの!

 皆様を突き放すようなことを言うけれど、「カシラがカッコイイ!」「カズミンがカワイイ!」と思うのは「おとやん」補正だと思います…!↓こんなコメントもありました。

読者9:
 良かった所として「武田航平がカッコイイ」を挙げようかと思いましたが、カッコイイのは「武田航平」であって「猿渡一海」ではないのでやめました。

 どうなんだろう?このブログの読者はみんな『キバ』視聴済だったりするのかな?流石に“みんな”は在り得ないだろうけど、大半はそう?放送終了から10年経ってるからなぁ…!「10年早ぇよ!」(←ディケイド風)

(2)仮面ライダーローグ

読者5:
・スーツがかっこいいこと。主にグリスとかローグとかですね。

読者6:
仮面ライダーローグのデザイン

読者8:
・近年では稀な良デザ(特にナイトローグ)

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 ローグはカッコイイですよね!

 あくまで“ローグが”カッコイイのであって、げんとくんがカッコイイ「わけではない」というのがポイントですね!…はい、【良かった所】はこのくらいで以上終了でございます。あとは「デザインは良いのに…」からの【悪かった所】ばかりになっていきます。

読者3:
 ライダーのデザインがイケてるだけに設定、ストーリーのガバガバっぷりが残念。

■【悪かった所】

(壱)ブラッドスターク

読者2:
 1話で漠然と正義の味方ごっこをやっていた戦兎が、万丈という一人の人間を助けるために政府に逆らうというのが個人的に良いなと思ったのです。ですが、戦争を止めるためとはいえ実質東都の兵士になり、それが戦争に対してなんの抑止力になってない引き延ばし展開だったり、利用されていただけの美空に自分の責任を押し付けたり、あげくに万丈を助けることもマスターの計画の一部だったって、あんまりじゃないですか。

読者6:
・何をやっても基本スタークの手の内(スタークの予想を超えたとしても、それはスタークにとってプラスでしかない)

読者7:
・Pや作家がどれが大切な設定かわかってない
 ビルドの設定って死に設定(北都や西都にホイホイ潜入できる壁)か、どえらい都合のいい設定(せんとのアイテム開発力、スタークの謎パワー)のどっちかしかないんですよね。これも序盤で謎に尺潰してたせいでしっかり設定が練りこまれていないんだと思います。そのせいで作られただけの設定が独り歩きしてるように見えるんですよね。Pも作家も制御できてないというか。

読者8:
・スタークの掌の上で踊らされっぱなし

読者9:
 スタークのなんでもありっぷりは真剣に見る気をみるみる削いでいきました。すべてを掌握しているスタークが賢いのではなく、他の人物がバカなだけに見えるのが更にだめですね。

読者10:
 何が気になるって、主要人物が取り返しのつかないレベルのことしてるのに、尽く言い訳が用意されてるところですね…!
 
・紗羽さん:難波重工のスパイ明かして解決したと思ったら、難波チルドレンであることを隠し通してたよ!(⇒ただ、赤羽が死ぬ原因になった盗聴器は増沢のせいだけどな!)
・幻徳:万丈の恋人殺した要因だけど、それはブラッドスタークの指示だよ!(⇒スタークのせいだけどな!)
・石動惣一:全ての元凶だけど、実はエボルトに乗っ取られてたんだよ!(エボルトが悪い!石動は悪くねぇ!)
 
みたいな、いつでも味方に(というかいい人っぽく)見せれる逃げ道を用意しすぎな印象を受けましたね。

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 全部「マスターク」のせいだ!

 は序盤から全く変わりませんでしたね…!というか、現在進行形で続いているという。

※関連記事です。

sebaooo-tatoba-combo.hatenablog.jp

(弐)フォームチェンジ

読者4:
 やっぱりボトル60本ですかね。まあ、出したいならそれは否定しませんけど、たくさんボトルを挿せるドライバーや武器を出しましょうよ。バスターだけじゃいかんですよ。

読者5:
・北都西都のベストマッチが今まで以上に印象薄いこと。二つの能力を活かしている感じもあまりしなかったです。というか、ネットムービーの目玉を本編に出していいんでしょうか?
・上に続いて、もうビルドの色被りが許容できるレベルではなくなっています。
・ブロスからヘルブロスになって何か変わったという感じが全くしないこと。エンジンらしさのないエンジンブロスとリモコンらしさのないリモコンブロスが合体してるんですから当然ですね。

読者6:
・敵も味方も強い期間が短すぎる

読者7:
・フォームが無駄に多い
 そのせいで怪人がめちゃくちゃ少ない!(中略)もう使わないフォームは怪人に改造して!オクトパスライトとか玩具持ってないフォームはもう絶対出てきませんよね。

読者8:
・案の定持て余す60本のボトル(各ボトルの特性の魅せ方が下手すぎる)
・怪人が少ない

読者9:
 戦闘については、新ライダーや新フォームが次々と登場してはすぐにかませ化していくので誰も強そうに見えないし、カッコよくもありません。

 フォームチェンジ多過ぎィ!それによる弊害(怪人が少ない)(販促期間が短い)もここに含めました。…っちゅ~か、

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 ラビラビタンタンはベストマッチの存在意義を無くす強化フォームよね…!

 ただ、こんな(肯定的)意見もあったので、ここに記載します。

読者7:
・後だしのライダーが絶対的に強い描写が戦争における兵器の進化を彷彿とさせる
 クローズチャージもハザードフォームも補正が切れたら一気に役に立たなくなるのはいかがなものかと思っていましたが、戦時下で以上進化する兵器を表現できている面もあると思います。よくクローズチャージの戦績の悪さが挙げられますが、チャージが負けてるときって大抵ビルドも負けてるんですよね。しばらく負けっぱなしなのも斬新ではあると思いました。後出しのアイテムが絶対的に強く、それに対して味方補正、主人公補正がほとんど効かないという点では思った以上にリアルな戦争してると思います。

(参)脚本(武藤将吾

読者5:
・ハザードトリガーを使わずに何とかしよう、みたいな意志がまったく見られなかったこと。他に策がなくどうしようもないとき初めて使うものだと思うのですが…(ウルトラマンがほしい!的な)
( 中 略 )
・なんかごちゃごちゃ言って黄羽を助けに行かなかったこと。ヒーローとは一体何なんでしょうか。

読者8:
・戦兎が龍我と激突したり、アイデンティティに悩む展開が短い間で頻発する(前の回でいいシーンがあってもそれを反故にされたと取られても仕方ない)
・話の都合でキャラが無能化(特に氷室首相)

読者9:
・登場人物がみんな脚本の都合で動かされている
( 中 略 )
 回によって登場人物の考えや言行が脈絡なく変わるし、設定は後出しじゃんけんで生えてくるし、何を信じたらいいのかわかりません。

読者10:
 ハザードで青羽殺したときの描写もしっくり来ませんでした。いやお前それ以前の話で、万丈の彼女を殺した償いとしてクローズドラゴン作った言うたやんけ!青羽ではじめて殺した感になってるの!?って感じで、イマイチノリきれませんでした。

 要するに、『鎧武』(虚淵玄)的な展開が目立つということですね。それは、脚本(武藤将吾)の問題ということで、一まとめにしました。個人的に、一番「うーん…。」となったのは、

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 ハザードトリガー絡み。「死ぬぞ、すぐ死ぬぞ、絶対死ぬぞ、ほら死ぬぞ」とかやられても無感動だから!

■なぜ中間評を書く気にならなかったのか?

 それはこの方の一言が表(現)している。

読者9:
 西都との代表戦が完全に茶番だったのもひどいです。「どっちが勝つんだこのバトル」どころか「どっちが勝とうがどうでもいいバトル」でした。

 代表戦が有ろうが無かろうが、『ビルド』後半(第29話~)の展開にほとんど影響が無いからだ。

 “全く影響が無い”とは言えない。おとやんやげんとくんがいるからだ。けど三羽ガラスやブロス兄弟は活かされたか?と言われると微妙でしょう?今まで見てきたことを後に疎かにされると見る気が削がれるというか、見る甲斐が無いよね。

 まとめると以下のようになると思います。

読者1:
【良かった所】
・新しいライダーが続々出てくる。
・新しいアイテムが続々出てくる。
・「怪人」を排す斬新な作り(17~28話で“ライダー”が“怪人”を倒したのは僅か3回)。
・(大森Pと武藤省吾の中では)「戦争」を真面目に書いている。
 
【悪かった所】
・新ライダーを頻繁に出す癖に、ろくすっぽ活躍しないままかませ期間に入れる(最たる例がクローズチャージ)。
・新しいボトルが大量に次々出てきてその争奪戦をしているにも拘らず、所有アイテムの移り変わりが作中内で一切説明無いので分かりにくい事この上ない。
・「怪人を倒す」と言う一種のルーチンを排除した結果、「同じ相手と何週間もダラダラと戦い続ける」と言うしょうもない画面&展開に終始した。
・大森&武藤の描く「戦争」や「倫理観」が、控え目に言っても荒唐無稽通り越して「理屈」にすらなっていないただの「それっぽい事」未満の域を出ていない茶番(「侵略云々」の謎ポエムや都合のいい「国外追放」etc…)。

 今回、皆様を突き放すようなことばかり書いてしまい、申し訳ないです。三四半評はちゃんと自分で書きます。…どうするかな~?「後半評」にまとめるかもです。

■オマケ:『ビルド』第36・37話「簡易」感想

第36話「エボルトは星を狩る」(脚本:武藤将吾、監督:田崎竜太
第37話「究極のフェーズ」(脚本:武藤将吾、監督:田崎竜太

 ずっと勘違いしていたことがありまして。エボルトって火星人じゃあなくて「星狩り族」なのね。

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 じゃあベルナージュの超能力は別物(火星の王妃のチカラ)ということ…?

 何が言いたいかというと、『ビルド』の過去記事やコメント欄のエボルト(マスターク)絡みの記述では、

火星人 → 星狩り族
火星のチカラ → 星狩りのチカラ

と(脳内で)読み替えてください。…うん、これだけは言っておきたかった。

[了]

※はじめましての方はこちらをご一読ください。

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