千倍王鷹虎蝗合成獣

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『仮面ライダービルド』中間評

 『ビルド』の放送が約半分終わったので、中間評をば。第17話「ライダーウォーズ開戦」から、第28話「天才がタンクでやってくる」までの所感です。

 最初は「中盤評」、即ち「最強フォーム回」までを一区切りにしようと考えていたのですが、テレビ本編が「エボルト(火星)編」に突入したので、代表戦終了時点(ラビラビタンタン回まで)を「中間」としました。

※『ビルド』序盤評です。

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■大森敬仁「第1章は、言ってみれば『平成仮面ライダー1期』みたいなものだと武藤さん自身も言われていて(笑)。」

 昨年、『ビルド』の序盤は『アギト』っぽいと書いた。

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 『アギト』の初期案は「逃亡劇」(主人公とヒロインが九州から東京を目指す)だったが、予算や時間の問題もあり、没となった。しかし、白倉伸一郎はそれが諦めきれなかったのか、『555』では「それ」を断行したものの、前述の問題もあり、途中で断念することになる。メインライターの武藤将吾がそれを意識してるか否かは判らないが、『ビルド』は奇しくも、天才物理学者と脱獄犯による「逃亡劇」である。

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 デザインは『W』に酷似しているけど、内容は何が近いかというと『アギト』だなこれは。昭和っぽい要素(人体実験)も入っている。『エグゼイド』の「適合手術」は数話経ってから出て来たワードだけど、『ビルド』は初回から「未確認生命体≒改造人間」ということを提示するわけね。「スカイウォールの惨劇」(日本列島3分割)がオリジナル要素。日本はWWⅡ終結後、マジで戦勝国に4分割される恐(怖)れがあったので、世界観はそれを意識しているのかもしれない。ナイトローグも「戦争の始まりだ」と言っていたし。文字通り<壁>の話になりそう。…『ドライブ』や『エグゼイド』を見るに、大森敬仁に<境界線>の話が描けるとはとても思えないんだけど(笑)。そこは田崎竜太武藤将吾に期待、ということで…!

 で、こんな↓ことも書いた。

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 で、流石に『ビルド』第17・18話(北都が東都に侵攻、3号ライダー登場)は既定路線だと(テコ入れではない)と思う…!2017年内(第16話まで)に「桐生戦兎=葛城巧」ということを明かす、といった所も含めて。

 それでは「答え合わせ」です。

――では、ここまでの展開を振り返りつつ、今後のポイントもうかがっていきたいと思います。まず、序盤から謎の開示が早いなという印象がありまして。戦兎自身の謎や龍我に絡んだこともなんですが、マスターの正体があそこまでガッツリと描かれたのは予想外でした。
大森 全部そのあたりは最初に武藤さんが構築してくださったストーリーラインなんですが、(中略)「謎」と呼ばれる要素はほぼ年内ぐらいで回収しようという思いはあったみたいで、マスターの話と戦兎の正体に関わる龍我の冤罪はそこで解決してしまおうと。それで次の第2章は「バトル」でいくんだと明確におっしゃられてましたね。実際にはパンドラボックスや美空のことなど、多少の謎は残っていますが、以降は謎解きよりも「どっちが勝つんだこのバトル」という見せ方がいいんじゃないかということです。第1章は、言ってみれば「平成仮面ライダー1期」みたいなものだと武藤さん自身も言われていて(笑)。
(大森敬仁『東映ヒーローMAX Vol.57』より)

橘さん「やはりそういうことか。」

 『ビルド』第2章は「『龍騎』みたいなもの」だったわけですね。「人の数だけ正義がある」≒「国の数だけ正義がある」って感じ。まぁ、くだらない「謎伏線鏤め」&「解明(回収)」を延々とやるくらいなら、「バトル!バトル!バトル!」の連続の方がマシだし、実際第01~16話よりは見られるものになっていたのではないでしょうか。

 …私からは以上です(短ッ!)

■新コーナー:みんなで作ろう「中間評」!

 はい突如始まりました新コーナー。今回、新たな試みとして、読者の皆様に『ビルド』第17~28話を批評(称賛&批判)していただこうと思います!本記事のコメント欄に、代表戦(東都VS北都&西都)の良かった所と悪かった所を書き込んでください。

(例)
【良かった所】
猿渡一海/仮面ライダーグリスを演じている武田航平が恰好良い!
【悪かった所】
スクラッシュドライバー(若本規夫)が何を言っているのかが聞き取り難い!

 皆様の熱~い投稿をお待ちしております!

[了]

※はじめましての方はこちらをご一読ください。

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