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『エグゼイド』感想:第38話「涙のperiod」

仮面ライダーエグゼイド』の感想です。以下、ネタバレ注意。

第38話「涙のperiod」(脚本:高橋悠也、監督:諸田敏)

【前回】『エグゼイド』感想:第37話「White knightの覚悟!」 - 千倍王鷹虎蝗合成獣
【今回】(未定)

■「この俺のレベルまで勝ち上がってこい。その時、俺と勝負だ。」

 これは第26話のグラファイトの台詞である。「ダークグラファイト(第09・10話)が最終進化形態なのかと思いきや、「グレングラファイトに超絶進化。しかも「レベル99」。1クール目で「レベル1だ!」「3だ!」「5だ!」「X(10)だ!」とかやってた頃が懐かしいですね。さて、インフレ猛々しい『エグゼイド』ですが、その煽りを受けるのが前半に登場したフォーム&武器ですよ!というわけで、序盤~中盤に販促された「ゲーマー&ウェポン」を振り返ってみる。

(1)レベル1

 知ってたぜ…!1クール目で出番が無くなるだろうことは…!大森敬仁も、放送開始前のインタビューでこんな発言をしていたし。

――レベル1のバトルがCG戦だったり、そもそもゲームがモチーフということもあって、今回は必然的にかなりCGなり合成にかかる比重が大きくなるんじゃないかと思うんですが。
大森 そうですね。そこは特撮監督の佛田(洋)さんもスタートの段階でかなり気合いを入れてくれて。特撮研究所の作業量のほとんどを最初の1クールで消化する勢いで組んでくれてます。今回は「トライドロン」のようなデカいCGがスタート時点ではないので。
(大森敬仁『東映ヒーローMAX Vol.54』より)

 2クール目からは「いきなりレベル2!」がデフォルトに。最近はいきなり「50!」「99!」「100!」だけど(笑)『カブト』も後半は「変身!そして即座にキャストオフ!」って感じだったけど、マスクドフォーム自体は出ていた。『エグゼイド』はレベル1に明確な役割(ゲーム病患者から、バグスターを切除(分離)する)を与えたけど、その役目を終えたら(ウイルスが変異したら)出なくなる、というのはちと悲しいね。

(2)レベル3

 レベル1はまだ「番組の顔」として出ることも多いけど(例えば『キュウレン』出張)、レベル3は出番が少ないね…!一番、ゲーマドライバーの「二本刺し」の特性を活かしてるゲーマーなのに。『ゲキトツロボッツ』はたま~に出るね。永夢(主人公)のガシャットだから。『シャカリキスポーツ』は、最初にレベル3に変身したのは社長だし、永夢が使用したこともあるから、印象に残ってる方だな。『ドレミファビート』はポッピーの出身なのに、その設定がビートクエストゲーマーに活かされたことはなく…!(余談だが、『エグゼイド』最低視聴率回は第06話「鼓動を刻め in the heart!」だ(2.9%))『ジェットコンバット』が出ないのは大人の事情(予算の都合)というのは明々白々。『ギリギリチャンバラ』は持ち主(貴利矢)が1クール目でゲームオーバーになっちゃったからな…!(チャンバラレースゲーマー自体は『超』や『ゴライダー』には出てるけど)

(3)レベル5

 これは顔晴った!『ドラゴナイトハンターZ』は。ゲーマが分割して4人の仮面ライダーに割り当てられる、というのも面白かったし、レベル10以上のガシャットが出た後も、『ガシャットギアデュアルβ』(レベル50)は飛彩には少々荷が重い、という理由付けで中盤は彼(ブレイブ)のメインフォームになっていたし。まぁ、第31話で新黎斗がもう一つの『GGDβ』を作ったから、ついにお役御免になってしまったけど。今後はずっと『タドルレガシー』を使用するだろうし。

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 …色々書いてて思ったのは、自分は『DKHZ』が一番好きだったんだな、ということです(笑)

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(4)レベル4

 『ジュージューバーガー』は1回(第17話に)しか出ませんでしたね…!

(5)ガシャコンウェポン

 ブレイカー(激打撃斬)はキースラッシャー(ダブル装填)が出てからはホント出なくなったね。たま~に、ゲンムレベル0が使ったりするけど。スパロー(双刃烈破)はけっこう見かけるね。貴利矢は退場したけれど、『ギリギリチャンバラ』は黎斗が回収したから(ゲンムがよく用いる)。一番お目にかかれないのがマグナム(乱弾必中)ですよ!コンバットSTGゲーマーはガトリング砲が、シミュレーションゲーマーはキャノン砲が付いてるから、要らない(持てない)のよね…!ソード(爆炎氷結)は『タドル』シリーズ(クエスト→ファンタジー→レガシー)が変わっても使用され続けてるね。パラブレイガン(連撃連鎖)は…普通?というか、最近はパーフェクトノックアウト自体が活躍してない気が…!クロノス&ハイパームテキ&タドルレガシーの販促のせいだけど。

(6)キメワザスロットホルダー

 『変身ベルトDXゲーマドライバー』には付いてないんですよ!別売りの『DXキメワザスロットホルダー&爆走バイクガシャット』を買わないと「クリティカルストライク」が撃てないんです。ところで、『エグゼイド』の必殺技の「クリティカル~」の「~」の部分が微妙に違うんです。自分も把握してなかったので、まとめてみました。

・キメワザスロットホルダー:クリティカルストライク
・ガシャコンウェポン   :クリティカルフィニッシュ
・バグルドライバー    :クリティカルエンド/デッド
・パーフェクトパズル   :クリティカルコンボ
・ノックアウトファイター :クリティカルスマッシュ
・タドルファンタジー   :クリティカルスラッシュ
・バンバンシミュレーション:クリティカルファイヤー
・マキシマムマイティX  :クリティカルブレイク
・バグルドライバーⅡ   :クリティカルクルセイド
・バグヴァイザーⅡ    :クリティカルサクリファイス/ジャッジメント
・ハイパームテキ     :クリティカルスパーキング

キメワザスロットホルダーの良くない(悪い)所は「ニコイチ」のガシャット(『MBXX』『GGD』『GGDβ』『MMX』)に対応してないこと。というか、そもそも刺せない…!キースラッシャーはOKだけどニコイチ。第38話ではレガシーが「クリティカルストライク」してたね。凄く、久々です…!

(7)レベルXX

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 『マイティブラザーズXX』のアイデアディ・モールト・ベネ!「もう一人の俺(M)」はシナリオにも活かされてたし、『マキシマムマイティX』への道筋(道程)はお美事。「M=パラド」の件は灰色(グレー)な部分が多過ぎだけどな…!第29・30話でパラドとやり合ったので、『MBXX』が使用されることはもう無い…と思われる。ところで、何故パラドをリプログラミングすると人間(永夢)の遺伝子が組み込まれるんだ?このメカニズムが、未だに理解できてないんだよな…。「ゴチャゴチャ考えるな」ってことなんだろうけど(笑)

影山ヒロノブ「マキシマムマイティクリティカルフィニッシュ!」
(パラドをリプログラミングする永夢。エグゼイドとパラドクスの変身が解除される。)
飛彩 「研修医!」
大我 「この勝負、エグゼイドの勝ちだ。」
永夢 「僕の体から、消えろ!」
パラド「ハハハハハ…。運命ってのはパズルだ。」
PP 「負けたくせに、何笑ってるの?」
パラド「負けた?この俺が?冗談よせよ。俺をリプログラミングしたことで、共有してたMの…人間の遺伝子が俺に組み込まれた。
大我 「なんだと?」
パラド「これで俺はレベルアップできる。人間にしか使えない、ゲーマドライバーを使ってな。」
(第29話「We're 俺!?」より)

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(8)キースラッシャー

 何気に、3モード(ブレード、ガン、アックス)に切り替えられるんですよ。変形はしないけど…!ブレイカーは剣&ハンマーに、ソードは刃が炎から氷に、マグナムはハンドガン&ライフルに、スパローは弓&鎌、パラブレイガンは銃&斧に変形するというのに…。キースラッシャーはブレードモードばっかしよね。ガンモードは「リプログラミング砲」と化してるし(笑)アックスモードは出たことすらないかも…!ところで、ガシャコンウェポンはモードによって効果音が違うんです。自分も把握してなかったので、まとめてみました。

・ブレイカー(剣):ジャ・キーン!
・ブレイカー(鎚):バ・コーン!
・ソード(炎)  :カ・チーン!
・ソード(氷)  :コ・チーン!
・マグナム(小銃):バ・キューン!
・マグナム(長銃):ズ・キューン!
・スパロー(弓) :ズ・ドーン!
・スパロー(鎌) :ス・パーン!
・キースラッシャー(剣):ジャジャ・ジャ・キーン!
・キースラッシャー(銃):ズ・キュ・キュ・キューン!
・キースラッシャー(斧):ス・パ・パ・パーン!
・パラブレイガン (斧):ズ・ゴーン!
・パラブレイガン (銃):ズ・ガーン!

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 何故、「ゲーマー&ウェポン」について書いたのかというと、ガシャコンマグナムを久々に見たからです。

 『エグゼイド』は、確かに「ゲーマー&ウェポン」が出なくなる理由付けをするのは上手いけど、「出てない」ことに変わりはないからなぁ…!

■第34~38話の飛彩の裏切りは、

 ところで、なんで正宗は飛彩にパラド抹殺を依頼したんだろうね?マスターガシャットがあるんだから、それで息の根を止めればいいのに。「君たち全員(仮面ライダー&バグスター)の運命は私がジャッジする」(by正宗)んでしょ?仮に、パラドが世界初のバグスターだから例外(マスターガシャットでは消滅させられない)だとしよう。でも、パラド目茶苦茶怯えてたよね…?最近は「永夢との対決(決着)」にウキウキしてるけど。それに、飛彩がパラドを倒したとしても、バグスターって復活するんだよね?クロノスの「終焉の一撃」(ポーズ(時間停止)時に必殺技をお見舞いする)じゃあないと、完全に死なないのよね?ならば、正宗自身が根絶すれば良いのに、何故に飛彩にやらせようとしたんだ?『タドルレガシー』にそんな力があるとか?でもそんな説明は無かったしなぁ…。…といったことを前回(第37話)視聴後も考えていたら、今回(第38話)正宗フツーに絶版しに行ってたね、パラド&グラファイトを。じゃあ、なんでヘッドハンティングしてまで飛彩にやらせようとしたのか?というと、第24~28話のポッピーの裏切りもそうだけど、やりたかっただけだよね?スタッフが。

 死んだ小姫ではなく、(小姫を)死なせた大我の命を優先した、というのは一見すると「イイハナシ」なんだけど、作劇の都合というか、予定調和感があって今一乗り切れん…!兎に角、貴利矢が全プロトガシャットを回収してしまったのがいくない!アレが無かったら随分と見心地が変わってたと思う(俺の、だけど)。最終的にどうなるんだろうね?ゲーム病で消滅した人間。全部で何人いるか判らないけど。飛彩よく戻って来れたな…!まぁ、かつて殺した相手(1号ライダー)に許されたからチャラになった2号ライダーもいるから、それと比べると些細なことなのかもしれない。お咎め無しなのはどうなのよ?と思わなくもないが。

■『トゥルーエンディング』の欠点は、

 「貴利矢、戻るんだろうな~!」「飛彩、戻るんだろうな~!」「大我、死なないんだろうな~!」「パラド、死なないんだろうな~!」ということが、予告編を見ると一目瞭然ということである。

 来週、再来週(第39・40話)は、「パラドを消す?消さない?」の話をやるみたいだけど、最終的にCRサイドに来ることになる、とは思う。

[了]

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