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千倍王鷹虎蝗合成獣

平成仮面ライダーの感想・考察サイト。衒学的で悪し様で居丈高な語り口のブログにようこそ。

『ゴースト』感想:第26話「葛藤!決断の条件!」

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仮面ライダーゴースト』の感想です。以下、ネタバレ注意。

第26話「葛藤!決断の条件!」(脚本:長谷川圭一、監督:渡辺勝也)
東映仮面ライダーゴースト 第26話 葛藤!決断の条件! | 東映[テレビ]
テレビ朝日ストーリー|仮面ライダーゴースト|テレビ朝日

【前回】『ゴースト』感想:第25話「異変!赤い空!」 - 千倍王鷹虎蝗合成獣
【次回】『ゴースト』感想:第27話「決死!覚悟の潜入!」 - 千倍王鷹虎蝗合成獣

※中間評への賛同・反対意見もお待ちしております。

sebaooo-tatoba-combo.hatenablog.jp

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■「人間の世界はどうだった?」「空が、青かったです。」

アカリ「ねえ、カノンちゃんのことどう思ってる?」
アラン「何?彼氏では…ないぞ。」
アカリ「じゃなくて、心配…なんだよね?」
アラン「当然だ。」
アカリ「ねえ…話してくれないかな?あなたの世界のこと。もしかしたら何かヒントが見つかるかも。」
アラン「いいだろう。私の世界は完璧に管理されている。故に争いもなく、誰も死ぬこともない。その理想を父上が掲げ、長官の協力によって実現した。」
アカリ「長官?って誰よ?」
アラン「父上の古くからの友で、信頼できる人物だ。父上には、選ばれし者だけが持つ、大いなる力があった。だからつくることができたのだ。完璧なる理想の世界を。」
アカリ「誰が選んだの?」
アラン「何?」
アカリ「あなたの父親を選んで、その力を与えたのは、誰?」
アラン「誰でもない。祈りの対象はただの偶像にすぎない。」
アカリ「そう。なら別の質問。それほど完璧で理想的な世界のあなたたちが、なんで私たちの世界に干渉するの?」
アラン「導くためだ。正しく。」
アカリ「人間が不完全で不合理だから?」
アラン「そうだ。お前たちに任せておけば、必ずこの世界は滅ぶ。」
アカリ「フッ…あなたも本当にそう思ってるの?実は疑いだしてるんじゃない?自分の世界は、本当は完璧じゃないって。
アラン「バカな…そんなことはない!」
アカリ「怒った!」

フミ婆「今日はゼロ。バカなって独り言も、たこ焼きも。」
アラン「ずっと昔…初めてこの世界に来た時…。」
フミ婆「えっ?」
アラン「私は空が青いことに驚いた。美しいと思った。」
フミ婆「へえ~。また面白いこと言うね。」
アラン「だが、その気持ちを誰にも伝えることはなかった。つい最近まで…。その時父上は言った。迷った時は自分の心に従えと。」
フミ婆「そうかい。」
アラン「ずっと父上の理想に従ってきた。迷いなど無縁だった。だから、その言葉の意味がわからなかった。」
フミ婆「そうかい。」
アラン「その父上も、大切な友も、私は失ってしまった。私は、どうすればいい?どうすれば…。」
フミ婆聞いてみりゃいいじゃないか。ここ(頭)じゃなくて、ここ(心)にさ。

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 迷いが吹っ切れたアラン様、ついにタケルと共に眼魔世界に行く!という来週、再来週のメイン回(おそらく、マコト兄ちゃんもその辺で強化フォームを得る、はず)への懸け橋のようなサブライター回。実に理想的な二話前後編。そういえば、『ドライブ』だと第25話は「シリーズは新展開に突入」回で、第26話は「仮面ライダーチェイサー」回だったね。…うん、特に他意は無いです。

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 『ゴースト』第23話「入魂!デッカい眼魂!」で印象的だったのは、グレイトフル魂変身解除(カイサ~ン!)後、グリム&サンゾウ眼魂がアランのもとに戻ったところ。二人とも、アランに思うところがあったのだろうか…?
グリム兄弟「兄弟同士仲違いするとは不憫な…!」
サンゾウ 「悟空・能・浄を彷彿とさせます…!」
何気に、グリム魂へのフォームチェンジは『ゴースト』第16話「完璧!白い仮面ライダー」以来。英雄眼魂だと、ネクロムの燃料切れを気にせず戦えるのね。敵が、ルイス・キャロル(作家)&ライト“兄弟”で、グリム兄弟と相対しているのがGOOD!

■ゴーストは一本角、スペクターは二本角

 という法則があって、それ故にエジソン魂はタケルが変身すると一本角、マコトが変身すると二本角になるのだけれど、これ、玩具(ゴーストチェンジシリーズ)再現できないのよね。

↓ゴースト・エジソン魂(第02話「電撃!発明王!」より)

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↓スペクター・エジソン魂(第06話「運命!再起のメロディ!」より)

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 それが理由なのかは不明だけど、フーディーニ魂はマコトが変身してもタケルが闘魂ブースト変身しても二本角なのよね。

↓スペクター・フーディーニ魂(第15話「苦悩!頑固な脱出王!」より)

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↓ゴースト・闘魂フーディーニ魂(第26話「葛藤!決断の条件!」より)

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 …まぁ、フーディーニ魂への変身はマシンフーディーありきで、そのバイクが二本角なので、「それに引っ張られてる」と考えれば一応辻褄は合わせられる…のかな?…まぁ、例年の如くスタッフが何も考えてないだけかもしれないけど(笑)そういえば、『鎧武』のゲネシス勢も物議を醸していたな(デューク&レバロンと、斬月・真&斬月・偽)そんな所まで真似しなくてもいいのに(笑)

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■オマケ:『ジョジョ』第4部アニメ感想

第02話「東方仗助!アンジェロに会う」
(◆脚本:小林靖子 ◆絵コンテ/演出:加藤敏幸 ◆作画監督:石本峻一)

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 スタンドには<射程距離>というステータスが存在する。それは破壊力(パワー)と反比例し、例えばクレイジー・ダイヤモンドは拳撃で岩石を粉砕できるほどのスペックを誇るが、仗助を中心にした半径1~2メートル内でしか発現(可動)させることができない(これは、承太郎のスタープラチナも同様)。一方、アクア・ネックレスは片桐安十郎(通称アンジェロ)から数十メートル離れた場所でも操作できるが、人間並の力しか出せない(ゴム手袋をズタズタに引き千切ったりとかはできない)。それ故に、『ジョジョ』のスタンドは<近距離パワー型><遠隔操作型>という表現が大まかにされる。ここが『ジョジョ』の面白い所で、単純な力比べでは勝敗が決まらないのだ。アクア・ネックレスは不定形のスタンドなので「オラオラ/ドラララ」ラッシュでは倒せず、水に、果てには水蒸気にまで溶け込み、主人公達を襲う。初めて『ジョジョ』を読む(視聴する)人に対し、スタンドのルールを提示するチュートリアル的な話としては理想的なエピソード。

[了]

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