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対決!『ドライブ』VS「平成仮面ライダー」

※本稿は過去記事を一つにまとめたものです。

――最終回を迎え、あらためて『ドライブ』という作品を振り返って思うことは何でしょう?
大森●この作品で初めて仮面ライダーのチーフをやらせていただきました。スーパー戦隊シリーズのときもそうでしたが、僕はチーフは過去作品を真似できればとりあえず一人前だと考えていたので、この作品を最初は「誰が観てもわかりやすい作品」にしようと心がけました。でも、物語が進むに連れて、仮面ライダーは縦軸を深く掘り下げることが必要だと気付き、中盤からキャラクターや物語の熱が上がるよう目指したんです。『ドライブ』は僕に仮面ライダーの難しさを教えてくれましたが、スタッフやキャストの皆さんのおかげで最後まで完走することができました。
(大森敬仁『宇宙船 vol.150』より)

 こんなに志が低いチーフP初めて見たわ…!

 果たして、大森敬仁は『ドライブ』で過去作品を真似できたのか? その答えは、NOと言わざるをえない(※詳細は、下記「対決!」シリーズをご覧ください。)

◆VS『クウガ/アギト/龍騎/555/剣/響鬼/カブト』

sebaooo-tatoba-combo.hatenablog.jp

◆VS『電王/キバ/W/OOO/フォーゼ/ウィザード/鎧武』

sebaooo-tatoba-combo.hatenablog.jp

 何故『ドライブ』は面白くないのか?それは、個々の要素にパワー(魅力)が無い(しかも、各々が問題を抱えている)上に、数が多過ぎて交通渋滞・事故を招いてしまったから、というのが自分の結論です。交通整理が、できてなかったんですね。

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↑これは大森ゆうこ

 最後に、先人が残した偉大な言葉を引用して締めよう。

 ヒット作は分解して各要素を探っていくと、掛け合わせに秘密があるケースがほとんどです。もともとギャップがあるものを掛け合わせるほど、その効果は大きくなります。(中略)掛け算であることが大事です。真似してよく失敗するパターンは、足し算で組み合わせてしまい、「木に竹を接いだ」ような不自然な仕上がりになってしまうケースです。
(梶淳『アイデアにセンスはいらない』より)

[了]

※関連記事です。

『ドライブ』最終話感想(+脱三条陸論) - 千倍王鷹虎蝗合成獣

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【批判】対決!『鎧武』VS『仮面ライダー』 - 千倍王鷹虎蝗合成獣

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