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千倍王鷹虎蝗合成獣

平成仮面ライダーの感想・考察サイト。衒学的で悪し様で居丈高な語り口のブログにようこそ。

はじめに(スタンスについて)

00_はじめに(スタンスについて)

 これ「最初に書いとけよ!」ってハナシですよね。スタンスについて。

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誰の目を意識してるのか?

91_スタッフ 99_総合話題

 「誰の目を意識してるのか?」というハナシ。

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『ゴースト』第43・44・45・46話感想

17_ゴースト

 久々の『ゴースト』各話感想は第43・44・45・46話の豪華4本立て!(とか言いつつ、実際は未更新分の簡易版なんですが…!)

【前回】『ゴースト』第41・42話感想 - 千倍王鷹虎蝗合成獣
【次回】(※09/04更新予定)

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※三四半評への賛同・反対意見もお待ちしております。

sebaooo-tatoba-combo.hatenablog.jp

■第43話「接続!天才少年!」(田崎竜太×毛利亘宏)

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 『ウィザード』の玩具の特徴は何と言っても「ハンドオーサー」で、ウィザードライバーはそこに指輪を<翳す>、ウィザーソードガンはそれと<握手>する、アックスカリバーはそれに<ハイタッチ>するなど、デザインにも遊び方にも<手>がフィーチャーされているのだ(そもそも、ウィザードリング自体が<指>に付けるものだし)一方、『ゴースト』は<目>が玩具モチーフになっているけれど、今一<眼球>である必然性が見つからない。一応、幽霊は目に<見えない>存在だし、タケルは他人の記憶を<見れる>存在になったけど。アランも人間の世界の美しさ(宝物)に<見惚れ>、タケルと共に眼魔の世界の真実(完璧な世界ではない)を<目の当たりにする>というストーリーではあるのだけれど、「もう少し何か欲しい…!」と思っていたら、まさかのDEMIA=<コンタクトレンズ>型OSですよ!「この電子コンタクトを入れた人は、インターネットのように様々なものと繋がることができる」とはディープ・コネクト社のスティーブ・ビルズの談。小型(薄型)故に、大量生産も捗りそう。戦極ドライバーのように、資源(レアメタル)不足で全人類に行き届かない!ということもなさそうね。というか、イゴールは第19話ぐらいからず~っとせっせとデミアプロジェクトに勤しんでいたのか…!中々の苦労人よね。第43話の時点で五千万個のベータ版が出回っており、平凡な子供が突然「天才少年」になるくらいの知識が流れ込むように。「そんな簡単に普及するんかい!?」と思いつつも、ソシャゲの流行り具合を見るとあんまし笑えない。ポケモンGO』とか凄かったし…!プレミアムバンダイ『DX御成眼魔アイコン』が販売されるというのもあり、シナリオにも組み込まれることに(困った時の毛利大明神!)「人間を眼魂化して眼魔の世界の資源にする」とか、冷静に考えるとけっこう恐(怖)ろしいよな…!ここで眼魔眼魂は人間を乗っ取れるということを再提示し、人間の魂がアイコンに封じ込まれても、それを破壊すれば魂は解放される、ということをサラッと描写するのは流石よね。

■第44話「起動!デミアの恐怖!」(田崎竜太×毛利亘宏)

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 フェルマーの最終定理を解けるようになったヒロキくんがDEMIAのネットワークに取り込まれる!それを助けに自身も電脳世界に飛び込みサーフィンするタケル。とりあえず、天才さを表現するのに手っ取り早いのがフェルマーの最終定理よね(笑)DEMIAユーザーがバリアに覆われ、それが集まってコンタクトレンズ状になって、それが巨大なモノリス<目>の紋章に装着されようとする……とか、こんな画づら、どうやって思い付いたんだ?(田崎竜太のアイデアなのかしら?)食い止めるはベートーベンの音楽。毛利亘宏は以前、ベートーベンの舞台を手掛けたことがあるようで、けっこう思い入れがあるとか。そういえば、夏映画『百目鬼』の感想記事には書かなかったけど、ベートーベンを演じた氣志團綾小路翔が、音楽家は基本的に<ピースフル>な存在、と言ってて「確かになぁ…!」と唸った。まぁ、戦時下に<軍歌>が国民の洗脳に使用されることはあるけど…!ヒロキくんを救えたタケルだが、デミアプロジェクトが本格始動(本番リリース)したら(五千万人という数故に)今度はベートーベンでも難しいだろうとアカリ。「大元のサーバーをぶっ壊すかねぇ!」というのが後半の流れなんだけど、スティーブ・ビルズとアカリの関係性は、もっと深掘りできていたら<裏切り>に対する悲壮感が増していたかも。あんまし絡み無かったしね。元<恩師>とか、「ずっと憧れてました!尊敬してます!」的な立ち位置にするとか(第36・37話で、長谷川圭一がちょこっと描いてたけど)ラスト、サーバーは破壊には成功したものの、今度はアデル自身が「私が世界になる」と、DEMIAユーザーの魂の集積地に…!

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 スタッフは真面目に作ってるんだろうけど、シリアスな笑いというか、完全にギャグになっちゃってるよ…!

■第45話「戦慄!消えゆく世界!」(渡辺勝也×長谷川圭一

アリア「人は一人では生きられません。人との繋がりは、決して断つことはできないのです。アデル、あなたもです。」
アデル「私は違う。」
アリア「いいえ!なぜならあなたは母から生まれた。私たちは家族なのですから。」
アデル「母の話はするな。」
アリア「アデル、あなたは母上を愛していました。父上のことも、アランのことも。」
アデル「愛など…。」
アリア「ウソです!あなたは父上を尊敬し、誰よりも愛していた…。でも母上が死に、父上は誰も死なない世界をつくることに取りつかれ、私たち家族に振り向かなくなった。あなたは父上が変わってしまったと言った。でもあなたも変わった!あなたは父上の愛を求めるあまり、結果父上を憎み、その手で…!アランまでも…!」
アデル「黙れ!二度とその話はするな!」
アリア「父上…私は、どうしたら…?」
(第45話「戦慄!消えゆく世界!」より)

タケル「母さんってどんなだろう?」
アカリ「何?急に。」
タケル「俺には母さんの記憶がない。俺を産んで、すぐ死んじゃったから。でも聞こえたんだ。」
アカリ「聞こえた?」
タケル「とても優しい声…。きっと、あれは母さんの声だ。」
アカリ「お母さんの笑顔、見られるといいね。」
タケル「えっ?」
アカリ「声が聞こえたんだもの、きっと見られるよ。」
タケル「ありがとう。俺、生き返って、ずっとアカリたちと一緒に生きていきたい。」
アカリ「約束だよ。タケルは絶対に生き返る。」
タケル「約束…。俺は絶対に生き返る!そのためにもアデルを…。」
(第45話「戦慄!消えゆく世界!」より)

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 タケルはアデルの記憶を見る。今は亡き母親の姿を。アデルもタケルの記憶を見る。今は亡き父親と、アカリや深海兄妹との団欒を。手巻き寿司を食べて笑っている幼少期のタケルを見ると悲しいな。特に『百目鬼』を見た後だと。アデルの母親、アリシアかでなれおん以外の女性に演じてほしかった…!何となくだけど。まさかアデルがここまでタケルの対立観念として描かれることになるとは…!果たして<和解>出来るのだろうか…?でも、眼魔の世界の住民を吸収したり、第47話の次回予告だと「天空寺龍を殺したのはアデル!」とか言ってるし…。…『超MOVIE大戦ジェネシス』なんて無かったんや…!(遠い目)

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 情報を操作する(デマを流す)ことでDEMIA利用者の増加を図るディープ・コネクト社(イゴール「眼魔は人間を乗っ取れる」という設定があるので、荒唐無稽だけどすんなり納得できる。ただ、スティーブ・ビルズの洗脳解除はあっさりし過ぎなような…?

■第46話「決闘!剣豪からの言葉!」(渡辺勝也×長谷川圭一

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 今まで、タケルの眼魂の英雄・偉人のお披露目回には、彼らにちなんだ副題が付くのが常だったけど、何気に宮本武蔵のそれは無かったのよね。ムサシ魂に初変身した第01話が「開眼!俺!」だったこともあって。百目鬼』でも宮本武蔵を演じた海堂直也…もとい唐橋充がテレビ本編でも演じてくれて嬉C。

・第02話「電撃!発明王!」
・第03話「必中!正義の弓矢!」
・第06話「運命!再起のメロディ!」
・第07話「早撃!伝説のガンマン!」
・第09話「堂堂!忠義の男!」
・第13話「豪快!自由な男!」
・第14話「絶景!地球の夜明け!」
・第17話「絢爛!幻の女王!」
・第18話「逆転!神秘な科学!」
・第46話「決闘!剣豪からの言葉!」

 『ウィザード』で残念だったのは、平成二期は<集める>仮面ライダーが多いのに対し、エンゲージウィザードリングを<配る>者なのだから、「今まで晴人が絶望から救い出してきたゲストが最終決戦に集って晴人の希望に!」みたいな展開があるかと思いきや、やらなかったのよね!(まぁ、あの最終回は満足してるけど…!)『ゴースト』では、三人とはいえ昔のゲストにスポットを当ててくれてそこがベーネ。何気に、みんな<眼鏡>キャラというのが臍よね(=コンタクトレンズを使わない=DEMIAユーザーでない)

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 タケルが英雄・偉人のゴーストや、ゲストと心を繋いで<感情>の力で戦うのに対し、他者との繋がりを拒絶し、<無感情>のままガンマイザーを使役し戦うアデル。イゴールまでもがアデル化し、己の感情が失われていくのが何とも言えない。それは、かつて彼が画材眼魔(キュビちゃん)や甲冑眼魔に対してやってきたことだからだ。『ゴースト』もあと一月で終了か~!最近、更新頻度が落ちてて申し訳ありません。コメント返信も遅いし…!来週は『ゴースト』終盤評をUPする予定なので、許してください…!(=第47話以降の感想はまとめて書きます!(オイ))

[了]

※はじめましての方はこちらをご一読ください。

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半身と亜種と超弦と具足と外套

11_W 12_OOO 13_フォーゼ 15_鎧武 17_ゴースト 91_スタッフ

 仮面俳優とアクション監督はツライよというハナシ。

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